こんにちは!
離乳食・幼児食コーディネーターのゆきです。
今回は、
「離乳食が始まって、うんちの回数が減った」
「スムーズに便が出なくなって心配」
とお悩みの方のために、
赤ちゃんが便秘になったときの
解決法についてご紹介します。
赤ちゃんは、
成長とともにいろいろな変化が表れます。
便の回数や硬さも、その1つ。
特に離乳食が始まり、
2回食3回食と食べる量が増えてくると、
便の量が増えて硬くなるので、
便秘になってしまうことがあります。
それまでの柔らかい便と比べると出にくくなり、
回数が減ったり毎日出なくなったりするので、
「もしかして便秘かな?」
と気になりますよね。
私の息子と娘も、
2回食になったときに、
便の回数が大きく減りました。
それまでは毎日3回前後出ていたのが、
1日~2日出ないことも。
特に娘は、
毎回顔を真っ赤にしていきんでいるのですが、
コロコロとした
うんちしか出なくなってしまったので、
とても心配しました。
大人でも便秘になれば辛いので、
赤ちゃんならなおさらでしょう。
早く解消してあげたいと思いますよね。
私も、解決へ向けて
いろいろな方法を試しました。
その結果、
硬かったうんちが柔らかくなり、
無事に改善することができました!
そこでこの記事では、
離乳食期の便秘の目安と、
私が試して効果があった解決法について
お話ししていきます。
ぜひ、最後までチェックしてみてください。
少しでも参考になれば、嬉しいです。
便秘かな?と思ったら ここをチェック!
赤ちゃんの排便回数は個人差が大きいので、
どれくらいうんちが出なかったら便秘、と
はっきりと線引きをすることができません。
では、どんな状態になったら
便秘だと判断できるのでしょうか。
「もしかして便秘かな?」と気になったら、
下記の症状がないかチェックしてみてください。
□3日以上うんちが出ていない
□食欲がない
□ぐずっていて、機嫌が悪い
□授乳や食事のあとに、嘔吐してしまう
□お腹が張っている
□うんちをするときに、いきんでいて出しにくそう
□うんちの量が少ない
□うんちがコロコロしている
□普段と比べて、おならがくさい
2つ以上当てはまる項目があれば、
便秘の可能性があります。
お家でできる 赤ちゃんの便秘解消法!
便秘の症状が見られたら、
これから紹介する方法を試してみてください。
マッサージで解消!
「の」の字 マッサージ
お腹を3~4本の指先で軽くおさえ、
おへそを中心に時計回りで
「の」の字を描くようにマッサージします。
便は「腸の右側から左、左下」へ移動するので
お腹に「の」の字を描くことで、
腸が刺激されます。
特に、
入浴中にすると効果が増すと言われています。
石鹸等ですべりやすくすると
マッサージしやすいです。
入浴時以外であれば、
ベビーオイル等を使っても。
スキンシップにもなるので、
楽しみながらやってみてください(^^♪
おしりのマッサージ
赤ちゃんの肛門のすぐ上あたりを、
円を描くように優しくマッサージします。
☆動画で見たい方はコチラ→
指で押したり、
トントンとたたいたりして
刺激を与えるのも効果的です。
綿棒浣腸
直接便意を刺激する方法。
大人用綿棒の綿部分を指でほぐして、
綿棒浣腸を作ります。
ベビーオイルやワセリン、
家庭にあるオリーブオイル等をつけて
滑りをよくし、
綿棒で円を描くようにゆっくりマッサージします。
離乳食で解消!
かんきつ類の果汁やスープなどの水分を与える
水分が足りていないと、
便秘になってしまうことが。
特に夏は汗もよくかくので、
こまめに水分補給をしてあげましょう。
また、アレルギーの心配がなければ、
プルーンやリンゴ、
柑橘類などの果汁を3倍程度に薄め、
10~20㎖ほど飲ませるのも効果的です。
私の息子も、
みかんの果汁を飲ませると
スムーズに出ることが多かったです。
離乳食が進んでいて、
スープも飲めるようになっている場合には、
汁物で水分を補給してもOKです。
ヨーグルトを食べさせる
生後7ヵ月以降になり、
アレルギーが出ずに大丈夫であれば、
ヨーグルトなどの
乳酸菌を多く含む食品をあげることも効果的です。
野菜の量を増やす
食物繊維が豊富な食べ物を食べることで、
便秘が解消することがあります。
さつまいもや青菜、バナナなどを、
離乳食に取り入れてみましょう。
運動で解消!
体を動かすことで腸の動きが活発になり、
お通じがよくなることがあります。
はいはいや伝い歩きができるようであれば、
昼間に積極的に体を動かすよう
働きかけると効果的。
体を動かすことでお腹が空き、
食べる量が増えて、
便秘解消につながることが期待できますよ。
どうしてもダメなときは
以上の便秘解消法を試してみても、
改善しなかったり
うんちが出なかったりする場合には、
小児科を受診しましょう。
便秘自体は病気ではないのですが、
硬い便によって肛門付近が傷ついて出血したり、
さらに便秘が続いて
出にくくなってしまったりすることがあります。
小児科では、
赤ちゃんの状態に合わせて浣腸を行ったり、
薬を処方してくれたりします。
私も、予防接種で小児科に行った際
「便秘気味で…」と相談したところ、
症状に合った塗り薬と
内服薬を処方してもらいました。
症状に合わせて使うお薬なので
常に使っていたわけではありませんが、
苦しそう…改善しないな…というときに使うと、
スムーズに出るようになって息子も娘もスッキリ。
私自身も、
専門の先生にアドバイスをもらえたことで、
気持ちがすごく楽になりました。
どうしてもダメなときは、
専門家の力を借りると、とても心強いですよ。
まとめ
体調や食べたものによって
「前回はこの方法が効果があったけど、
今回はこっちの方がよかったな」というように、
効果がある方法が変わるので、
いろいろと試してみることが大切。
また、すぐに効果が出ることもあれば、
時間がかかることも。
一回やってみてダメだったからと
やめてしまうのではなく、
継続していくことも大事です。
少しでも早く
解決してあげたいと思ってしまいますが、
焦らずに対応してみてくださいね。
離乳食期は、
腸内環境が変わり、
どうしても便秘になりやすい時期です。
赤ちゃんの様子見ながら、
今回紹介した解決法を試してみてくださいね。
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