【まるっと早わかり】赤ちゃんのおやつっていつから?量や時間、内容を徹底解説

離乳食

離乳食が進んでくると、気になるのがおやつ

「いつから始めればいいんだろう」
「お菓子を食べさせればいいの?」
「どのくらいの量を食べさせればいいかわからない」

など、どのように取り入れていけばいいかわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は子どものおやつは大人のおやつとは違う役割をもつ、大切なものなんです!ポイントを押さえながら、効果的に取り入れていけると良いですよね。

そこでこの記事では、以下の内容についてお話ししていきます。

・始める時期
・量の目安
・おすすめおやつ

これからおやつを取り入れようと思っている方だけでなく、今すでにおやつを取り入れていらっしゃる方にも大事な内容です。
ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてくださいね。

 

おやつの役割は?

赤ちゃんは胃が小さく、消化機能も発達途中。
一度に多く食べることが難しいですが、生まれてからの1年間で身長は約1.5倍、体重は約3倍に。

必要な栄養素は多いけれど食事をたくさん食べることが難しいため、「第4の食事」としておやつが必要になります。

大人のおやつは「お楽しみ」の役割が大きいですが、赤ちゃんにとってのおやつは「栄養補給」
3回の食事でとり切れなかった栄養素を補給するイメージで、食べるものを選んでいくと良いですね。

赤ちゃんにおやつっていつから?

1才ごろがスタートの目安。

はいはいやあんよで動くようになり、

たくさんのエネルギーや

栄養が必要になるからです。

それより前の時期は、

エネルギー量を考えると

あげなくても大丈夫。

与える場合は、

カミカミ期(9~11ヵ月)から「プレおやつ」として

赤ちゃん用ビスケットやせんべい、

果物などを少量、

たまにあげる程度であればOKです。

おやつの与え方は?

回数は、

午前・午後の2回までとしましょう。

子どもは食べて

2~3時間でお腹が空くことが多いので、

午前10時ごろ午後3時ごろがいいですね。

朝寝坊したり

お昼寝の時間と重なったりした場合は、

無理して与えず、1回でOKです。

私の場合は

「今日はご飯をしっかり食べたなぁ」という日は、

おやつを与えないときもありました。

絶対に与えないと!と堅く考えすぎず、

様子を見ながら調節してくださいね。

食事までの間隔が短い午前は、

果物など軽めのものを。

夕食までの間隔が空く午後は、

ご飯や芋類など、

エネルギー源になるものを取り入れましょう。

いつも同じ時間におやつを与えていると、

午前はおやつ→遊び→お昼ごはん、

午後はお昼寝→おやつ→散歩…

というように、

自然と生活リズムが整っていきますよ。

年代別 おすすめおやつ

1才前半

食事にムラがあり、

ご飯をしっかり食べられないことがある時期なので、

栄養補給できるものを。

バナナ野菜スティックなど、

普段からよく口にしている

食べ慣れたものがおすすめ。

簡単に準備できるものでOKです。

1才半~2才代

運動量が増えるので、

腹持ちがいいものがおすすめ。

蒸かしたいもパン小さめのおにぎりなどで

100kcal程度になるようにしましょう。

干し芋など、かむ練習ができるものもいいですね。

3才代

おやつは、1日1回が目安に。

さらに運動量が増えるので、

お腹が空くようになります。

食事に影響がない範囲で(150kcal程度)、

おにぎりホットケーキなど

軽食を与えましょう。

おやつを与えるときの注意点

食事に響かないよう、時間と量を守る

おやつを食べたせいで

食事が食べられなくなってしまっては、本末転倒。

食事の時間にはお腹が空くよう、

時間と量を調節しましょう。

また、おやつとなるとよく聞くのが

「もっとちょうだい!」

とおねだりされてしまうこと。

ご機嫌をとるために

際限なく食べさせてしまうと、

虫歯になるリスクも高まりますし、

肝心の食事の時間に

お腹が空かなくなってしまいます。

時には、毅然とした態度も必要。

最初に量を決めて食べさせるようにし、

ダラダラ食べにならないよう気を付けましょう。

水分は甘くないものを

清涼飲料水や乳酸飲料は糖分が多く、

おやつと一緒に飲むと

カロリー過多になってしまう可能性が。

おやつに合わせる飲み物は、

麦茶か白湯(水でも)、

おやつの内容によっては牛乳にしましょう。

市販品を買うときは

なるべく

「赤ちゃん用」に作られているものを選びましょう。

アレルギー反応を起こす原材料や、

人工甘味料などの

添加物が使われていることもあるので、

材料チェックも忘れずに。

大人用のお菓子は、

糖分や塩分、油脂が多く、高カロリー。

添加物も多いので、

赤ちゃんが食べるには、適しません。

大人が食べていると

欲しがることがあるかもしれませんが、

つい大人用のお菓子を

あげてしまうことがないようにしましょう。

おやつは「補食」。栄養になるものを!

1日に食べられる量が限られている

小さな子ども達にとって

「おやつ」は、

成長に必要な栄養をとる貴重なチャンス。

3回の食事で食べたものとの

バランスを考えながら、

上手に活用していきたいですね。

栄養を…と思うと、

難しく感じられるかもしれませんが、

果物を切ったりご飯の残りをおにぎりにしたり、

単に準備できるもので十分。

ご飯に

青のりやかつお節、

しらす干しを混ぜるなどすれば、

しっかり栄養がとれる、立派なおやつになります。

私はよく、ご飯を炊くときに、

かぼちゃやさつまいもを一緒に入れて炊いたり

(蒸かしかぼちゃ、蒸かしいもになります)、

サラダを作るときに

野菜を多めに切ったりして準備しています。

お手伝いができるようになってからは、

一緒に果物を切ったり

蒸しパンを作ったりすることも。

自分で作ったものだと

よりおいしく、楽しく食べられるようで、

おすすめです。

お菓子や甘いものでなくても、

おやつの時間は子どもたちにとって嬉しいもの。

大人も一緒に、

ぜひ楽しい時間を過ごしてくださいね。

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