食べている途中で遊んでしまう!その原因と対処法をご紹介!

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今回は

●ご飯をぐちゃぐちゃにする

●食べている途中で歩き出してしまう…等、

食べている途中で

子どもが遊んでしまうとお困りの方へ。

その原因と対処法について、

お話しします。

離乳食が進んでくると、

離乳食後期(9~11ヵ月)頃から、

手づかみ食べが始まります。

すると増えてくるのが

食べている途中で

遊び始めてしまうというお悩み。

手はべちゃべちゃ、

口はべとべと…

遊ぶだけ遊んで

全然食べようとしない!

なんて経験をされている方も

多いのではないでしょうか。

私の息子も、

1歳半を過ぎた頃から

食事中に歩き回るように。

他にも、食べ物を投げてみたり

椅子から落としてみたり…

食べ終わるまでに時間はかかるし

掃除が大変になるしで、

イライラする日が増えていきました。

「やめさせるにはどうしたらいい?」

「食事のマナーを身に付けさせないと」

と、イライラしていましたが、

調べてみると

これは立派な成長の証。

自分で食べる力をつけるために、

必要な過程だったんです。

そこでこの記事では、

食べている途中で遊んでしまう原因や

その対処法について、

ご紹介します。

私も実践したところ、

我が家の場合は

2才半頃から

椅子に座って

食べるようになりました。

遊びながら食べている姿を見ると、

つい叱りたくなってしまいますが、

その前にぜひこの記事を!

最後まで読んで、

日頃の育児に

役立てていただけたら嬉しいです。

これは「遊び食べ」です!

赤ちゃんや子どもが、

食事の途中で遊び始めてしまうことを

「遊び食べ」と言います。

例えば、

・食べ物を手でぐちゃぐちゃにする

・食器を、スプーンやフォークでカチカチたたく

・食べ物を、わざと床に落とす

・食事中、椅子の上に立つ

・食事の途中で歩き回る…等

を指します。

しかし、明確な定義があるわけではなく、

大人側が「遊び」と分類したもの。

これらの行動は、発達における行動で、

ごく自然に現れるものです。

まずは大人が、

子どもにとって

大切な成長のステップであることを、

認識することが大切です。

「遊び食べ」は、いつから?

生後8ヶ月~2,3才頃の子どもに

見られることが多い、

と言われています。

小児保健研究学会が行なった研究では、

男の子は2才

女の子は3才頃がピークで、

4才以降は

落ち着いていくという結果が

(もちろん、個人差はあります)。

遊び食べをしている姿を毎日見ていると、

終わりが見えず辛くなりますが…。

いつか必ず終わるものなので、

粘り強く対処していきましょう。

どうして遊んでしまう?

この時期の子どもたちは、

動きたくて仕方がありません。

五感(触覚、視覚、嗅覚、味覚、聴覚)

全てを使い、

全身で、

たくさんのことを学ぼうとしています。

ですので、

食べ物にも、

触れて、握って、叩いてみようとします。

「触ってみたら、熱かった」

「握ると、やわらかいな」…等

体験しながら学んでいるんです。

赤ちゃんにとって食べ物を触る行動は

「遊び」ではなく、

「探索活動」の1つである

と言えます。

遊び食べを始めたら、どうしたらいい?

「いただきます」までの流れをつくる

子どもは「いつも同じこと」をするのが

大好き。

おもちゃを片づける

👇

手を洗う

👇

エプロンを着ける…など

食事を始めるまでの

一連の流れをつくっておくと、

無理なく食事へと

気持ちを切り替えられるように。

私の息子の場合は、

お気に入りのランチョンマットがあり、

それを敷くことで

食事へと気持ちを切り替えていました。

好きなキャラクターものなどを使って、

楽しい気分で

食事に向かうことができるようにするのも、

1つの方法です。

座って食べることを一貫する

子どもが席を立って遊び始めたら、

「椅子に座って食べようね」

と伝え続けることが大切。

早く食べさせたいからと、

歩いている子どもを追いかけ、

立ったまま食べさせるのは避けて。

「遊びながら食べていいんだ!」…と

学ぶことになってしまいます。

椅子に座ってから

食事を再開するようにしましょう。

声かけと行動で促す

ダラダラと

遊び食べが続いてしまうのは

考えもの。

「あと3回食べたら

おしまいにしよう」

「バナナを食べてしまったら、

ごちそうさまにしようね」等、

ある程度遊んだら、

区切りをつけて片づけましょう。

気が散るものは、片づけて

おもちゃや絵本などは

見えない場所にしまうか、

布でカバーするなどの工夫を。

テレビがつけっぱなしなのも、

よくありません。

食事に集中できる環境を

整えましょう。

テーブルと椅子の高さを合わせよう

椅子に座ったときに

姿勢が崩れてしまうと

落ち着かず、

食事への興味も半減してしまいます。

椅子は

ハイチェアでも豆椅子でもOKですが、

体がテーブルから離れないように。

下記の3つは、

食べやすい姿勢を保つために

特に大切なポイントです。

ぜひ、チェックしてみてください!

▢ テーブルの面は、胸とお腹の間あたりにきているか

▢ 足の裏は床や足置きについているか

▢ 座ったときに、背筋が伸びているか

姿勢が安定しないときは、

クッションや雑誌などを使って

調節しましょう。

まとめ

大人から見ると

遊んでいるようにしか見えず、

止めさせたい行動に思えますよね。

しかし、

子どもたちは

勉強している真っ最中。

環境を整えたら、

ある程度は

温かく見守ってあげてください。

私の息子の遊び食べは、

約1年間続きました。

今振り返ってみると短く思えますが、

真っ只中のときには、

終わりが見えない

マラソンを走っているような感覚。

「この先座って食べられるようになる?」

「ずっとこのままだったらどうしよう…」

と思い、心配は尽きませんでした。

ですが、

現在3才になった息子は、

食べることが大好き

遊んで食べている姿を見ると、

どうしても

イライラしそうになりますが…。 

「発達における行動」

「時期がくれば必ず終わる!」

ということを忘れずに。

根気強く、

付き合ってあげてくださいね。

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