こんにちは!離乳食・幼児食コーディネーターのゆきです。
今回は『手づかみ食べ』を赤ちゃんもママも、思いっきり楽しむために、簡単にできる汚れ対策についてお話しします。
離乳食後期(9~11ヵ月)頃になると始まる『手づかみ食べ』。赤ちゃんが食べ物に興味を持ち始めた証拠であり、発育にとって大切なステップと言われています。食べる意欲が育つ、手先の発達を促す…等、赤ちゃんにとっていい影響があるものなので、たくさん経験させてあげたいですよね。
しかし、特に最初の頃は食べ物を上手く口に運べず、テーブルや床が汚れてしまうことが多いです。食べ物をぐちゃぐちゃにしてしまい、服や顔、手などがベタベタになってしまうことも。
赤ちゃんにとって必要なものだとわかっているのですが、せっかく作ったご飯がぐちゃぐちゃになったり床にこぼれていたりすると、ストレスを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も、楽しそうにおかゆをぐちゃぐちゃにしている息子を見て、「やめて~!」「この後の掃除が憂鬱…」とよく思っていました。
最初の頃は、片づけや洗濯に30分以上かかることもありましたが、今回紹介する方法を取り入れることで、5分程で終わるように。片づけや洗濯の負担が減ったことで、イライラせずに息子の姿を見ることができるようになりました。少しの工夫ですが、大きくストレスを減らすことができます!
ぜひ最後まで、チェックしてみてくださいね。
手づかみ食べはなぜ必要?その役割と赤ちゃんの発達についてはコチラ
簡単にできる!手づかみ食べの汚れ対策
お食事用エプロンは、袖ありのものに
我が家では最初、スタイタイプのお食事エプロンを使っていました。しかし、手づかみ食べを始めると洋服の袖が汚れてしまい、洗濯が大変に。食べ物の汚れって、落ちにくいですよね。
そこで、食事用エプロンを袖ありのものに変更。袖に付いてしまう汚れが減り、洗濯がしやすくなりました。
また、汚れても気にならない着古した服を着せる、夏の暑い時期であれば、おむつ一丁で食べる、というのも方法の1つです。
椅子の下には、防水シート!
椅子の下に防水シートを敷いておくと、こぼれた食べ物が拭きやすくなります。防水シートは、インターネットや赤ちゃん用品店で購入できますよ。洗濯機で洗えるものもありますし、いろいろな大きさがあります。片づけのしやすさや椅子の大きさ、部屋の広さを考えて、使いやすいものを選ぶといいです。100均等に売ってある、レジャーシートでもOKです。
新聞をとっている方は、それを使っても。新聞紙だと、食後そのまま丸めて捨てられるので、さらに掃除が楽になります。
古いタオルやTシャツを、使い捨て雑巾に!
掃除をするとき、何を使っていますか?
例えば、よく使われているのが、ウェットティッシュ。手軽に掃除ができて、便利ですよね。しかし、こびりついた汚れが取りにくいので、何枚も使うことに。食後にウェットティッシュの山ができた、という経験をしたことがある方も、多いのではないでしょうか。
また、雑巾の方が汚れは落ちるのですが、ご飯粒などを拭くとこびりついてしまい、洗うのが大変…
そこで取り入れたのが、古くなったタオルやTシャツ等を手のひらくらいの大きさに切っておき、掃除のときに使う方法。どんなに汚れても使ったあとはゴミ箱にポイッなので、後片付けの負担がかなり減りました。
古くなった布製品は、捨てる前に、もうひと頑張りしてもらっちゃいましょう!
メニューは、手づかみがしやすいものを
食べ物を握る力加減を学んでいる最中ですが、持つと崩れてしまうものやぐちゃぐちゃになりやすいものは、特に最初の頃は避けた方がいいと思います。手に持ちやすいものや持っても崩れないかたさのものがいいですよ。おすすめは、
・パンケーキ
・蒸しパン
・柔らかく茹でた野菜(サイコロ状やスティック状で)
・トースト(赤ちゃんの好みに合わせた大きさで)
これらのメニューは、たとえ落としたとしてもベタベタになりにくいので、掃除がしやすいです。
逆に、これはまだ早かった!と思ったものは
・おにぎり
・サンドウィッチ
・バナナやみかん、キウイ等のやわらかいフルーツ
です。フルーツは切るだけで手づかみメニューになるので便利なのですが、崩れやすいのでぐちゃぐちゃになることが多かったです。手づかみ食べに慣れ、上手になってから取り入れるのがいいと思います。
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まとめ
いかがでしたか?
回数が増えて、食事の準備も忙しくなる離乳食後期。1日3回、掃除や片付けまで時間がかかっていたら、時間がいくらあっても足りなくなってしまいますよね。
赤ちゃんがこぼさないように食べるのは難しいので、汚れるのを前提として、事前にばっちり対策をしておきましょう。
赤ちゃんが食べこぼしながら自分で食べようと頑張る姿は、短い期間限定です。食事の前に汚れてもいい環境づくり、掃除がしやすいように準備しておくことで、ママも心にゆとりをもって、見守ることができるようになりますよ。
手づかみ食べの時間が、赤ちゃんにとってもママにとっても、楽しいものになりますように。
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