離乳食後期!3回食を乗り切る時短技と簡単おすすめレシピ

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こんにちは、離乳食・幼児食コーディネーターのゆきです。

今回は、離乳食後期(9~11ヵ月)に入り、何を作ったらいいのかわからないとお悩みの方のために、おすすめレシピを紹介します。

離乳食も、いよいよ後半。1日3回の離乳食に進む時期ですね。使える食材もぐんと増え、少しずつ調味料も使えるように。見た目も、これまでと比べると、より食事らしくなってきます。

しかし、大人の食事とは別に、赤ちゃんの献立も立てなくてはなりません。家事や用事があって忙しい中、毎日2種類の献立を立てて作っていくのは、本当に大変ですよね。ゆっくり準備の時間が取れない、気づけば同じものばかり作っている…というのは、よく聞く悩みです。

私も、ご飯を食べさせたら次のご飯は何にしよう?と考えるような状態で、一日中離乳食のことが気になって仕方ありませんでした。ずっとご飯のことを考えているわけにはいかない、でも、あれこれしていたら、メニューが決まらないままあっという間にご飯の時間になってしまい、どうしよう?!と焦る日々…。

そんな不安だらけでスタートした3回食でしたが、段々と効率よく、短い時間で準備ができるようになりました!ポイントは

冷凍ストックを作っておくこと

・大人ご飯から取り分けること

・電子レンジを使うこと

です。

ぜひ最後まで読んで、毎日のご飯作りに取り入れてみてくださいね。

冷凍をフル活用!ストックを使った時短レシピ

週末やお昼寝の時間を利用し、おかゆや野菜の冷凍ストックを作っておくと、毎日の負担が大きく減ります。解凍するだけでいい、というのは、心強いですよね。

おかゆや、小松菜、にんじん等の野菜、しらす等を一食分ずつ小分けにして冷凍しておき、少し食材を足したり組み合わせを変えたりしながら使うことで、いろいろなメニューが作れるようになります。

今回は、比較的手に入りやすく栄養満点の野菜、小松菜とにんじんの冷凍ストックを使った簡単レシピをご紹介します。

まずは、小松菜とにんじんの冷凍ストックの作り方から。

小松菜ストック

【作り方】

1.葉先1/2束分を、沸騰したお湯で約2分ゆでる。

2.6~7㎜サイズに包丁で切り、大さじ1ずつに分けて容器に入れ、冷凍。

にんじんストック

【作り方】

1.にんじんを一口大くらいの大きさに切って鍋に入れ、にんじんがつかるくらいの水を入れる。

2.火をつけ、沸騰してから12~15分くらいゆでる。

3.4~5㎜角に切り、大さじ1ずつに分けて容器に入れ、冷凍。

基本のストックができたら、これを組み合わせて、ご飯を作っていきます♪

小松菜にんじんがゆ

【材料】

・小松菜ストック 1つ

・にんじんストック 1つ

・5倍がゆ 90g(大さじ6くらい) 

【作り方】

1.耐熱容器に小松菜とにんじんのストックを入れ、電子レンジで約1分加熱。

2.5倍がゆの上に乗せ、混ぜる。

小松菜にんじんスープ

【材料】

・小松菜ストック 1つ

・にんじんストック 1つ

・お湯かだし汁 大さじ2

【作り方】

1.小さめの鍋に、小松菜、にんじんストック、お湯(またはだし汁)を入れ、ひと煮立ちさせる。

※ 電子レンジの場合は、耐熱容器に全ての材料を入れ、約1分加熱。足りないときには、様子を見ながら、10~20秒ずつ追加加熱していく。

小松菜とにんじんのソテー

【材料】

・小松菜ストック 1つ

・にんじんストック 1つ

・バター 少々

【作り方】

1.耐熱容器に小松菜とにんじんを入れ、電子レンジで40秒ほど加熱。

2.フライパンにバター少々を熱し、小松菜とにんじんを入れて炒める。

 

このように、使っている材料はほとんど一緒ですが、違うメニューに変身させることができます。他にも、うどんやそうめん等麺に混ぜたり、別の野菜を追加して使ってもOK!

冷蔵庫にある野菜や旬の安い野菜等を使って、まずはストック作りから。ストックがあると、毎日のご飯作りがとても楽になるので、ぜひ試してみてください!

大人ご飯から取り分け!

大人用のメニューの味付け前に赤ちゃん用を取り分けて、大人用と赤ちゃん用を一緒に作ると便利です。赤ちゃんも、大人と一緒のメニューが食べられて喜びますよ。

今回は、取り分けに便利なおすすめレシピを2つ紹介します。

みそ汁は、離乳食向きのメニュー

大人用に作ることが多いみそ汁。9ヵ月からは少量のみそを使うことができるので、みそ汁からも取り分けができます。

出汁の味に親しむことは、赤ちゃんの味覚を育てる上でとても大切。また、みそ汁に野菜やお肉、魚等を入れることで、品数をたくさん用意しなくても、これ1杯で栄養を摂ることができて、忙しいときにとても便利です。

具材は、大根やにんじん、じゃがいも、豆腐等、食べ慣れているものからスタートするといいですね。ここでは、豆腐と玉ねぎの味噌汁の作り方を紹介します。

【材料】

・だし汁 3カップ

・豆腐

・玉ねぎ 1/2個

・みそ

【作り方】

1.だし汁に、一口大に切った豆腐、玉ねぎを入れて、やわらかくなるまで煮込む。←ここで、赤ちゃん用にだし汁、豆腐、玉ねぎを取り分ける。

2.取り分けた豆腐と玉ねぎを、5㎜角に切る。小さめの鍋に取り分けただし汁と切った豆腐、玉ねぎを入れて再加熱する。

3.みそを溶き入れて(赤ちゃん用は、ごく少量)、完成!

かぼちゃの煮つけから取り分け 「かぼちゃのおかかあえ」

【材料】(大人2人分+赤ちゃん1人分)

・かぼちゃ 30g

・だし汁 1カップ(赤ちゃん用に大さじ3取り分けておく)

・砂糖 大さじ2

・酒 大さじ2

・しょうゆ 大さじ1

・かつお節

【大人用の作り方】

1.かぼちゃを4~5㎝角に切る。

2.鍋に皮目を下にしてかぼちゃを入れ、だし汁を入れる。

煮立ったら、弱火にする。←柔らかく煮えたら、ここで赤ちゃん用に4㎝角のかぼちゃ1個を取り分ける。

3.砂糖と酒を加え、やわらかくなったらしょうゆを入れて煮る。

【赤ちゃん用作り方】

1.大人用から取り分けたかぼちゃの皮をむき、5㎜角に切る。

2.小さめの鍋にだし汁と1.のかぼちゃを入れ、汁気がなくなるまで煮る。

3.2.のかぼちゃを、かつお節であえたら完成!

電子レンジを活用しよう!

電子レンジを使うと、鍋やフライパンを使わずに調理ができるので、片づけが楽。しかも、加熱している間に別のことをしていても大丈夫なので、とても便利です。活用することで、離乳食の準備がとても楽になりますよ。

ここからは、電子レンジだけで作れる簡単レシピを、2つご紹介します。

ツナと野菜の混ぜご飯

【材料】

・ツナ(水煮缶) 小さじ1/2

・にんじん 1㎝の輪切り 1つ

・キャベツ(葉先の柔らかい部分) 3㎝四方1枚

・だし汁 小さじ1

【作り方】

1.ツナ(水煮缶)に、熱湯を回しかける。

2.にんじんをすりおろし、キャベツは5㎜四方に切る。

3.ツナ、にんじん、キャベツとだし汁を混ぜ、電子レンジで約40秒加熱。

4.5倍がゆ大さじ3~4に混ぜ合わせ、仕上げに白すりごま少々をかける。

そうめんのたまご蒸し

【材料】

・そうめん 15本くらい

・水 大さじ4

・しめじ 2本

・さやえんどう 1枚

・しょうゆ 少々

・溶き卵 1/2個

・だし汁 大さじ1と1/2

【作り方】

1.そうめん15本は細かく折って耐熱容器に入れ、水大さじ4を加えて電子レンジで約2分30秒加熱し、水で洗う。

2.しめじは細かく刻み、さやえんどうは細切りにする。

だし汁を加えて、電子レンジで約20秒加熱。

3.2にそうめんとしょうゆ、溶き卵、だし汁を加えて混ぜ、電子レンジで約50秒加熱したら完成!

まとめ

いかがでしたか。

調味料が少しずつ使えるようになってメニューの幅が広がり、赤ちゃんにとって食べることがますます楽しく感じられる離乳食後期。

しかし、回数も食べる量も増えて、ママにとっては毎回の準備が大変になってくる時期です。1日3回きっちり準備をしようとすると、負担に感じてしまうこともあると思います。大切なことは、ママも笑顔で過ごせること!赤ちゃんにとって、それが何よりも1番です。

今回紹介した取り分けや電子レンジを使う技を取り入れて、時間を有効に使いながら、赤ちゃんと一緒に楽しく進めていってくださいね。

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