うちの子、食べすぎ?その目安と原因、解決法について

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こんにちは、離乳食・幼児食コーディネーターのゆきです。

今回は、「うちの子、食べ過ぎなのでは?」と心配している方のために、食べ過ぎの目安とその原因、解決方法についてお話していきます。

離乳食や幼児食のお悩みとして、よく挙げられるのが「食べる量」。幼児期は、脳の満腹中枢が未発達なので満腹の感覚がわかりにくく、つい食べ過ぎてしまう子がいます。たくさん食べてくれるのは嬉しいですが、目安量より多く食べていたり、どれだけ食べても欲しがったり姿を見ると、食べ過ぎなのでは…?と気になりますよね。

私には8ヵ月になる娘がいて、現在2回食の真っ最中。食べることに慣れ、だんだんと食べる量が増えてきました。最近では、全部食べてしまった後に、まだ食べたがることも。

しかし、すでに目安量より多く食べているし、お腹は大きく膨らんでいるし、どこまで食べさせていいのだろう…?と迷います。「目安量はあくまでも目安」「今食べている量が、我が子の適量」と言いますが、食べさせても大丈夫な場合とごちそうさまをした方がいい場合の基準が知りたいですよね。

そこでこの記事では、食べ過ぎの目安や原因についてご紹介します。ぜひ最後までチェックして、日頃の育児に役立ててくださいね。

こんな様子が見られたら、要注意!

次のような様子が見られたら、食べすぎている可能性があります。

食後に嘔吐する

下痢をしている

便秘になった

急に体重が増えた

□母子手帳の「乳幼児身体発育曲線」から大きく外れてしまっている

このような様子がなく、発育の状態が標準内であれば「今食べている量がこの子の食べる量」と考えて大丈夫です。

どうして食べ過ぎてしまう?食べ過ぎの原因と解決法

まる飲みしてしまっている

まる飲みは、離乳食後期(9~11ヵ月頃)以降の赤ちゃんによく見られます。しっかりかまずにまる飲みしていると早食いになり、食べる量が増えがちに。よくかまないと胃腸に負担がかかる上、食べ物をのどに詰まらせてしまう危険も。

食材を大きめに切ったり、加熱時間を調節してかたさを残すなどして、よくかめるようにサポートしてあげましょう。以下の記事に詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。

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かまずに丸飲みしてしまう!その原因と解決するための調理の工夫
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ダラダラ食べてしまっている

よく食べる子は、与えればいつまででも食べてしまうことがあります。満腹感を感じにくい上、赤ちゃんには「お腹いっぱいだから、食べるのをやめよう」と欲求をコントロールすることも難しいです。食べる量を決めて、サポートしてあげることが大切です。

生活リズムを見直そう

食事とおやつの時間を決めたら、それ以外の時間には食べさせないようにします。もし食べたがったときには、

・一緒に遊ぶ

・散歩をする

・読み聞かせをする …等

して、食べることから気をそらしましょう。

食事の始まりと終わりをはっきりと

食事の始めるときは「いただきます」、終わったら「ごちそうさま」のあいさつをするようにして、食事の時間を明確にさせましょう。

最初は、大人がお手本を見せてあげるだけで十分。特に1才代の子は、人見知りや気分が乗らないことも多く、恥ずかしがったり嫌がったりすることがあります。大人の真似をしたり見本を見たりしながら、少しずつあいさつに慣れるようにしましょう。食事の一連の流れがわかってくると、だんだんと言葉にして言えるようになってきますよ。

まとめ

いかがでしたか?

おいしそうにご飯を食べている姿を見ると、頼もしさを感じる反面、「太りすぎるのでは?」「消化器官に負担がかかるかも…」と心配になりますよね。まだ言葉でコミュニケーションがとれない赤ちゃんなので、体調や発育の様子を見ながら、判断してあげることが必要です。

私の娘は発育曲線内におさまっており(しかも、軽めでびっくりです)、その他の症状もないので、今のところ食べ過ぎているわけではないようです。はいはいや伝い歩きを始めたので、運動量が増えたことが関係しているのかな、と思います。もう少ししたら離乳食後期に入り、かまない・まる飲みが気になる時期になってくるので、様子を見ながら食べる量を調節していきたいと考えています(また変化があったら、追記しますね)。

子どもが自分で「自分の適量」をつかみ、食べる量をコントロールできるようになるのは、小学生になる頃と言われています。大人でも食べ過ぎてしまうことがあるので、赤ちゃん自身が食欲を調節するのは、すごく難しいことですよね。

ぜひ今回の記事を参考にして赤ちゃんの様子を観察しながら、我が子の適量をみつけていってくださいね。

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