私が親になったら子どもにやってあげたい!と思っていたことの1つに、「絵本の読み聞かせ」があります。
なぜかというと、小学校や塾で出会った、語彙が豊富、想像力が豊か、コミュニケーション能力がある…等、魅力的な力を身につけて伸ばしている子どもたちの多くが、本が大好きだったからです。また、周りに読み聞かせを実践している友だちが多く、その子どもたちもまた、話すのが上手だったり聞く力が身に付いていたり…と読み聞かせの効果を実感する機会が多かったのも、大きな理由です。
しかし、読み聞かせを始めようといざ図書館に行ってみると、棚にはたくさんの本。言葉がわからない赤ちゃんに、どの本を選べばいいのかわからず、何も借りずに帰宅したことも。
そこで、この記事では、絵本選びのポイントやオススメの絵本についてご紹介します!
0歳児の絵本選び ポイントは?
まだ言葉がわからないこの時期は、五感で感じられる絵本がオススメ。まだ視力が弱く、淡い色は認識できないので、「色がはっきりしているものを選ぶ」のもポイントです。文章は、擬音が多めで、繰り返しがあるものがいいですね。
0歳にオススメの絵本 3選!
オススメの絵本はたくさんあるのですが、今回は実際に私が読んでみて、息子の反応がよかったもの、何度も繰り返し読んだ、特にお気に入りの3冊をご紹介します。
じゃあじゃあ びりびり
はっきりした色で描かれたシンプルなイラストに、じゃあじゃあ、びりびり…等、リズム感の良いオノマトペ。目でも耳でも楽しめる絵本です。
長年愛され、ベストセラーにもなっているので、始めての1冊に選ぶママも多い絵本です。実は私も、その一人。息子が生後2ヶ月になった頃に購入し、読み聞かせを始めました。小さい頃から何度も繰り返し読んでいましたが、息子がお話しできるようになる頃になると、なんと自分で読むように。自然に暗唱ができるようになっていて、驚きました。
一緒に読めるのが楽しくて嬉しくて、何度も読み返した思い出深い1冊です。
やさいさん
「やさいさんやさいさん、だぁれ」のフレーズが楽しく、興味をさそう絵本。ページをめくると、「すっぽーん」とにんじんやたまねぎ、だいこんなどいろいろな野菜が現れます。シンプルな絵柄ですが、ダイナミックなしかけが人気の絵本です。
私はこの本を、初めてのしかけ絵本として選びました。一緒に「すっぽーん」と言いながらページをめくり、野菜を食べる真似をしたり、少しだけめくって野菜クイズをしたり。息子はこの絵本のおかげで、野菜の名前を楽しく、スムーズに覚えました。
作者のtupera tuperaさんの絵本は「びっくり」や「楽しい」しかけがたくさん詰まっていて、「くだものさん」や「ぼうしをとったら」等、他の絵本も面白いものばかりです。シリーズで揃えてみるのも、楽しいと思います。
かおかお どんなかお
喜怒哀楽のいろんな表情が楽しめる、顔をテーマにした1冊。輪郭や目、鼻、口のパーツが少しずつ変化し、笑った顔や泣いた顔が表情豊かに描かれています。
息子はこの本を読むと、自分も笑ったり怒ったり、挿絵と同じ表情に。絵と同じようにできて大笑い、全然違う表情になって大笑い…と、楽しく読める絵本です。
まとめ
今回は実際に私が息子に読んだ本の中から、0歳にオススメの絵本を紹介しました。いかがだったでしょうか。読んでいるのを聞くだけでなく、一緒に体を動かしたり真似っこをしたりして親子で楽しめるのも、絵本のいいところですね。
息子は現在3歳になりましたが、絵本が大好きです。お気に入りの絵本は何度も繰り返して読み、暗唱ができるように。お喋りも大好きで、1歳半の頃には「ブーブー来た。」「まんま食べる。」等、2語文を話すようになっていました。検診や支援センターに出かけたとき等に「言葉をよく知っているね。」「よく喋るね。」とよく言われるのですが、これは、読み聞かせのおかげだと感じています。
正直なところ、慌ただしい毎日の中で、ゆっくり絵本を読む時間さえ惜しい…と思う日もあります。しかし、そんな日々の中だからこそ、親子で絵本の世界に浸る時間も大切だと思うのです。忙しい日や眠い日は、思い切ってお休みしたり無理をしないで薄い本や短いお話を1つだけにしたり。大切なのは、読み聞かせが大人にも子どもにも、負担にならないようにすることだと思います。親子で楽しく続けていけるような方法を、ぜひみつけてみてください。
皆様にも、お気に入りの絵本がみつかりますように。
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