がんばりすぎない子どもごはん5

離乳食が始まり、

次から次へと新しい悩みに出会い

 

「どうしたらいいのだろう」

と迷ったり

悩んだりする日々。

 

 

子どもに

食べることを

楽しんでほしい

 

子どもの健やかな成長のため

できることをしてあげたい

 

けれど、

どう調理して

どう食べさせたらいいのだろう

 

どう声をかけて

どう関わったらいいのだろう

 

「離乳食」は、悩みの連続。

 

皆さん当たり前のように

5~6ヵ月になると

離乳食を始め、

実践されていますが

 

それって

めちゃくちゃすごいことですよね?

 

何か

特別な講義を受けるわけでもなく

 

自分で調べ

準備をして

進めていらっしゃいます。

子どもの食に関する問題は

親に責任があると言われやすいもの。

 

毎日の食事が、

負担になっていませんか。

 

辛い時間になってはいませんか。

 

楽しい食事を

栄養バランスのとれた食事を

と思うと

難しく思えますが

 

●調理のコツ

●声かけの工夫

●関わり方のポイント

等を知っていると

 

日々の離乳食が

ぐっと楽になったり

楽しく感じられたりします。

 

特別で

難しいことではないんです。

 

最初は

右も左もわからない離乳食。

 

けれどそこに

「これが大切」

「ここを意識するといい」等の

知識が加わると

 

これまでの悩みが嘘のように

 

問題が解決したり

 

食事が

驚くほどスムーズに進んだり

 

心に余裕が生まれたり

します。

 

これまでにもお話ししてきましたが、

 

私は

多くの子ども達と出会う中で

 

子どもの成長と食事は

関係がある

 

と感じてきました。

私自身も、

食べることが大好き!

 

自分に子どもが生まれたら

 

楽しくご飯を食べてほしい

なんでももりもり食べる子に

育ってほしい

 

そう思っていました。

 

しかし、

いざ離乳食が始まると

上手くいかないことの連続。

 

一生懸命作った離乳食を

吐き出されてしまったり

 

投げられてしまったり

 

椅子に座らせた瞬間、

のけ反ってしまったり…

 

毎日離乳食の時間が来るのが嫌で、

 

息子との時間を楽しめない日々を

経験しました。

 

なんとか食べてもらえるよう

食材を変えて試してみたり

やわらかさや切り方を変えてみたり

 

いろんな工夫に

挑戦しました。

 

それで解決したこともありますが、

全然解決できないことも多くありました。

 

食の問題を解決しようと

いろんな調理法や

レシピを試してみる中で、

 

周りのママの

離乳食食べない話を聞く中で

 

1つ仮説がふと

私の頭の中に浮かびました。

 

『調理法や

レシピの工夫だけでは

解決できない問題があるんじゃないかな?』

 

私は、息子がご飯を食べないのは

 

作った離乳食が

美味しくないから

 

だと思っていました。

 

でも、

赤ちゃんが食べない問題を調べる中で

赤ちゃんの発達を学ぶ中で

 

赤ちゃんが食べない原因は

1つではなく

 

様々あることを知りました。

 

場合によっては

いくつかの理由が

絡み合っていることも。

 

そして、

このことはあまり知られておらず、

悩んでいるママが

大勢いることも知りました。

 

 

離乳食や幼児食の本を見るとよく

『食べることを楽しんで』

『食卓を楽しい場所に』

と書かれています。

 

ご飯の時間を楽しいものにするため

 

『褒めてあげましょう』

『がんばりを認めてあげましょう』

 

と書かれているものも多いですよね。

 

しかし

・なんて声をかけたらいいのかな。

・どうほめたらいい?

と悩むことってありませんか。

 

 

私は教員時代、

子どものほめ方について

数々の研修を受けてきました。

 

当時は

『ほめて伸ばす教育』

が特に注目されていたこともあり

 

よく

『褒める声かけ』を実践していました。

 

しかし、ある日

こんなことがありました。

 

6年生の学級を担任していた私は

1人の女の子に

『がんばったね!』

と声をかけました。

 

すると

 

『そんな風にほめてもらっても

全然嬉しくない』

 

と言われてしまいました。

 

私としては

本当にその子は頑張っていたので

そんな風に声をかけたのですが、

 

私の思いは全然伝わらない結果に。

 

言い方、

声のトーン

言葉をかけるタイミング…

 

私の未熟さゆえの出来事ですが、

 

ほめるのも、技術が必要!

と痛感し

 

より一層

勉強したい!

しなければ!!

と思うようになりました。

 

 

ですので、本や資料に

『褒めてあげましょう』

と書いてあるのを見ると

 

・さらっと書いてるけど

ほめるって簡単じゃないよ?

 

・具体的にどう声をかけたらいいの?

 

と思います。

 

確かに、

食卓の場を楽しいものにするため

 

●ほめること

●認める声かけ

 

は、とても重要です。

 

しかし、

●具体的にどう声をかけるのか

●どんな風に伝えたらいいのか

 

それを知る機会って

ほとんどありませんよね?

 

もちろん、

レシピや調理法の工夫も必要です。

 

それに加え、

食べない子への『声かけ』も

とても大切。

 

それをぜひ知っていただきたい、

困っている皆さんの力になりたい!

と考え

 

レシピや調理法の工夫に加え

言葉かけも工夫して

 

ご飯イヤイヤっ子が

ニコニコ食べるようになる

楽しく食べる子に変わる方法

まとめました。

 

 

普段の生活に

取り入れていただきやすいよう、

できるだけ具体的な場面を挙げて

解説しています。

 

子どもに伝えるのって

本当に難しいのですが

 

ちょっとしたコツを意識するだけで

伝わり方が大きく変わります。

 

食事の場面ではもちろん、

 

他の時間の

子どもをほめるとき

子どもに何かを伝えるとき

にも、応用していただけます。

 

最初から完璧にやろうとせず

 

『できるところからやってみるかな~』

 

肩の力を抜いて

読んでいただけると嬉しいです。

 

タイトルとURLをコピーしました