日本人の主食である『お米』。
秋においしい食べ物の1つでもありますが、意外と苦手な子が多いもの。
「ご飯を食べてくれないから、献立作りに困る」
「苦手な子でも食べやすい、ご飯レシピが知りたい」
「簡単に作れて栄養もとれる、ご飯レシピがあったらな」
お米を食べてくれないとなると、栄養面でも献立作りの面でもお困りの方は多いのではないでしょうか。苦手な子でも「挑戦しやすい」「栄養がとれる」「簡単に作れる」レシピがあると便利ですよね。
そこでこの記事では、成長期に必要な栄養素がとれる『簡単ごはんレシピ』を3つご紹介します。
冷凍できるうえ、大人が食べてもおいしいレシピ。ぜひ参考にしてみてください。
【離乳食後期頃~】ツナときのこの炊き込みご飯
ツナときのこを使った、うま味たっぷりの炊き込みご飯。うま味は子どもが本能的に好む味なので、苦手な食材も食べやすくなる効果が期待できます。
- 脳を育むDHA
- 丈夫な体作りに欠かせないたんぱく質
- カルシウムの吸収を助けるビタミンD
など、成長期に必要な栄養素をしっかりとれるところも嬉しいレシピです。
《材料》
しめじ…1/2株
にんじん…1/3本
水煮ツナ缶…1缶
しょうゆ…小さじ1
だし汁…2合の線程度まで入る量
《作り方》
①お米を洗い、水気を切っておく(できれば、30分ほど置いておく)
②しめじは石づきを取って、月齢に合わせて食べやすい大きさに刻む。にんじんは皮をむき、拍子切りやみじん切りにしておく。
③お米にしょうゆを入れたら、だし汁を2合の線くらいまで入れる
※具材から水分が出るので、少しやわらかめの炊き上がりです。
●普通のご飯くらいにしたい場合…2合の線より少し少なめ
●もう少しやわらかくしたい場合…2合の線より少し多め
の水分量で調節してください。
④ツナ缶と②を入れたら炊飯器にセットし、スイッチオン!
⑤炊き上がったらよく混ぜ、器に盛ってできあがり!
※余った分は、冷凍OK!1食分ずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍してください。
【離乳食後期頃~】チャチャッと10分!たまご丼
10分で作れる、特に時間がないときにおすすめの丼メニュー。
卵はビタミンCと食物繊維以外の栄養素をバランスよく含み、完全栄養食とも呼ばれています。脳の働きをサポートする栄養素の1つである「レシチン」をしっかりとれるところも魅力的!
《材料》
ご飯(軟飯)…お好みの量
卵…1個
玉ねぎ…1/4個
だし汁…200㏄
しょうゆ…小さじ1
みりん…小さじ1/2
※2食分です。お子さんと大人で分けて食べたり、残った分は保存容器に入れて冷凍してください。
※完了期頃になったら、しょうゆを小さじ2、みりんを小さじ1にしていただいても◎です(甘みが欲しい場合は、少量の砂糖を足すのも手)
《作り方》
①玉ねぎをみじん切りにする
②小鍋にだし汁としょうゆ、みりん、①を入れて火をつけ、煮立たせる
③ボウルに卵を割り入れ、溶いておく
④玉ねぎに火が通り透明になったら、③を②に流し入れる
⑤卵に火が通ったら、器に盛ったご飯の上にかけてできあがり!
※仕上げに青のりやゴマをかけると、彩りがよくなるのでおすすめです。
【離乳食完了期頃~】栄養満点!ひじきごはん
カルシウムや食物繊維たっぷりのひじきを使った、混ぜご飯レシピ。お好みでコーンや旬の野菜を入れ、アレンジもできます。お弁当に入れるのも良いですね。
完了期頃から長く楽しめる、おすすめレシピです。
《材料》
お米…1合
ひじき(乾燥)…10g
にんじん…1/2本
小松菜…1株
油揚げ…1枚
ごま油…小さじ1
しょうゆ…大さじ1
みりん…小さじ2
だし汁…300g
《作り方》
①ボウルに乾燥ひじきと水を入れて戻し、
ザルに上げておく(キッチンペーパーを敷いてザルにあげると、ひじきの目詰まりを予防できます)
②(ひじきを戻している間に)にんじんを拍子切りに、
小松菜を1~2㎝程度幅に、
油揚げを食べやすい大きさに切っておく(油が気になる場合は、熱湯をかけて油抜きをしてください)
③フライパンに油を熱し、具材を入れて炒める
④全体に油が回ったら調味料をとだし汁を全て入れ、炒め煮にする
⑤にんじんに火が通り、煮汁が少し減ったら、ご飯を入れる
⑥全体を混ぜ合わせたら、できあがり!
※冷凍OKです。1食分ずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れて、冷凍してください。