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乳幼児期に身に付けたい力

かむ力を育てるために

大切なこと

 

『よくかむ』と起こる良いこと

かむことは

・食べ物を砕き、吸収をよくする

働きに加え

 

・だ液の分泌を促し

消化をよくする

 

・あごの発達を促す

 

・口の筋肉を強化する

 

・脳を刺激する

 

・言葉の発達を促す

 

・肥満を防止する…など

 

子どもの成長に

様々な良い効果があります✨

 

 

子どもの健やかな成長のため、

かむ力を育てることは

とても大切です🌼

 

『かむ力』を育てるために気を付けること

スプーンで食べさせるとき

『かむ力』を育てるには

スプーンでの食べさせ方も重要🍀

 

〚口唇閉鎖〛を促して

口唇閉鎖とは

『スプーンを口に入れたときに

自分でしっかり上唇をおろすこと』

 

赤ちゃんは

唇をうまく閉じることができません💦

 

そのため、

特に離乳食初期は

食べようとしていても

 

食べ物が

口から出てきてしまうことがあります😨

 

離乳食を食べる経験を通して

 

・唇を閉じる動き

・スプーンを口に持っていったとき

自分であーんと口を開けて、パクッと食べる

 

この動きを

練習していくことが大事です💪^ ^

 

 

口唇閉鎖は

もぐもぐ噛む動きはもちろん

 

・口の発達

・コップ飲み

にも関わってきます💡

 

離乳食期にしっかりと

身に付けさせてあげたいですね✨

 

正しい食べさせ方

口唇閉鎖を促すには

『スプーンでの食べさせ方』

が大切です🥄

 

次のような食べさせ方で

食べる力を育てていきましょう٩( ᐛ )و

 

① スプーンを正面から差し出し

下唇に軽くトントンと触れて

合図を送る

 

② 赤ちゃんが口を開けたら

下唇の上にスプーンを置いて

上唇がおりてくるのを待つ

 

③ 口を閉じたら

スプーンを水平に引き抜く

 

 

※ スプーンを上あごにすりつけると

口を閉じる動きの妨げになるので注意です⚠︎

 

スプーンにのせる量にも注意

赤ちゃんの口は小さいので

たくさんの食べ物が口に入ると

かむスペースがなくなり

 

・かまない

・まる飲み

の原因になります💦

 

スプーンにのせる量は

スプーンの前方1/3にのるくらい

 

小さじ1の量であれば最初は

4~5回に分けて

食べさせてあげてくださいね💕

 

『みじん切り』にも気を付けて

食べにくそうなものを

食べやすくする方法の1つに

『みじん切り』

がありますが、

 

みじん切りは口の中で

バラバラになってしまいます😱

 

ばらけないうちに飲みこもうとして

丸飲みの原因になっていることが💦

 

子どもにとって食べにくい

・小松菜

・ほうれん草…など

繊維が多い葉物野菜や

 

・れんこん

・ごぼう…など

かたさのある根菜類は

 

・おかゆ

・いも類

・ヨーグルト…など

かめる柔らかさのある食材と

一緒にするなどし、

食べやすくしてあげてくださいね♫

 

 

『かむ力』を育てる工夫

調理の工夫

食材の切り方を変えてみる

例えば、きゅうり。

 

ある実験では

・輪切り…咀しゃく回数62回

だったのに対し

・乱切り…咀しゃく回数79回

でした

 

かむ力がついてきたら

切り方で変化をつけるのも

効果的です

 

 

 

1つの料理に使う食材の種類を増やす

食材によって

・弾力

・かたさ

・歯ざわり…など

食感は様々👀

 

1つの料理に

数種類の食材を使うと

 

脳が歯触りや

味の違いを感じ取ろうとして

自然にかむ回数が増えます📈

 

・具だくさんのおやき

・具だくさんのスープ…など

がオススメ🧡

 

 

煮物も、

かぼちゃの煮物とするよりも

 

お煮しめにして

・かぼちゃ

・きのこ

・あつあげ…など

複数の食材を使うようにすると

自然に噛む回数が増えてきますよ^ ^

 

出汁をきかせて

人間は

エネルギーにつながる

『うまみ』『甘み』を感じると

 

よく噛んでたくさんだ液出し

栄養を吸収しようとします

 

とはいえ、

薄味が基本の離乳食期に

調味料で味を足すことは

できませんよね💦

 

・出汁をきかせる

・野菜を加熱し、

野菜の甘みやうまみを利用する

 

等して、

素材の味を感じさせる味付けから

試してみてください👩‍🍳

 

 

また、

うまみのもとになるアミノ酸は

・肉

・魚

にも含まれています

 

味噌汁やスープ等に

・薄切り肉

・白身魚…など

を加えると、

 

簡単に

カミカミを促すメニューになるので

オススメです🐟

 

 

食材選びの工夫

自然に、

かむ回数が増える効果が期待できる食材を使うのも

方法の1つ

 

かむほどに

うまみ感じる食材を選ぶ

◎です👍

 

例えば

・人参

・だいこん

・きゅうり

 

・梨

・りんご

 

・きのこ類

・海藻類

 

・油あげ

・高野豆腐

・切り干し大根

 

・豚肉

・鮭…など

があります。

 

 

もちろん、

かむ力に合っていなければ

丸飲みの原因になってしまうので。

 

お子さんの

かむ力に合わせて

これらの食材を

取り入れてみてくださいね🥕

 

取り分けOK!簡単カミカミメニュー

カミカミ食材である

・わかめ(中期頃からOK)

・しいたけ(後期頃からOK)

・切り干し大根(完了期頃からOK)

で作る味噌汁です👨‍🍳

 

 

切り干し大根は戻さずに使うので

うまみたっぷり

 

自然に

かむ回数がアップする効果が

期待できます✨

 

取り分けもできるので、

家族みんなでよく噛みながら

食べるのも良いですね👨‍👩‍👧‍👧

 

【材料】(大人2人+子ども2人分程度)

・出汁…600㎖

・切り干し大根…20g

・人参…1/2本

・乾燥ワカメ…3g

・しいたけ…3枚

・みそ…大さじ2

 

【作り方】

① 乾燥ワカメを水で戻す

 

② しいたけを薄切りに

 

切り干し大根を

食べやすい長さに切る

※ キッチンバサミを使うと

簡単です✂︎

 

人参は細切りに

 

水で戻したワカメを

食べやすい大きさに切る

 

③ 鍋に出汁を入れて中火にかけ

沸騰したら②を入れて煮る

 

④ 野菜が柔らかくなったら

子ども分を取り分け、

(少しみそを入れてから

取り分けてもOKです)

 

みそをといて

大人用に仕上げて出来上がり🌟

 

かむ力に合わせた調理を

かむ力は

発達とともに

少しずつ身に付いていきますが

 

同時に

練習も必要です💪

 

柔らかいものばかりだと

かむ力がつきませんし

 

発達に合わないかたさのものだと

丸飲みの原因になってしまいます💦

 

 

さじ加減が難しいところではありますが

・いろいろなかたさ

・いといろな切り方

を試しながら

 

お子さんが今、

食べやすい形状を

探していくことが大事です🔎

 

食べる様子をみながら

食材の形状を

調節してみてくださいね👀💕

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