子どもの食に関するお悩みで多いのが、好き嫌い。
その中でも、特に「食べない」という声が多いのが『野菜』です。
「細かく刻んでも食べない」
「作れるメニューが増えなくて困る」
「必要な栄養がとれていないのではと心配」
など、お悩みの方も多いですよね。
そこでこの記事では、野菜嫌い予防や野菜嫌いを克服効果が期待できる、野菜調理のコツを紹介します。
- かんたん
- おいしい
- 栄養もばっちり
の嬉しい方法!ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてください。
野菜がおいしく仕上がる!調理のコツは?
野菜を調理する際、加熱するときは『蒸す』のがオススメ。
特に離乳食では「ゆでる」方法を多く使いがちですが、野菜の栄養素の多くは水溶性。
やわらかくなるまで長時間ゆで続けるなどすると、旨味成分や栄養素が流出する可能性が高くなります。
パサつきを感じ、食べにくさの原因になることも。
しかし「蒸す」と、野菜本来の味や香りが引き出され、旨味成分も残りやすくなって◎。
食べたときに「おいしい!」と感じやすくなり、食べる量が増える、好き嫌いが減るなどの効果が期待できます。
特に、味付けをしない時期は、素材の味だけでも「おいしい!」と感じやすくなる調理の工夫は大切。
「蒸し野菜」にすると野菜本来の味や風味、香りが引き出され、食べやすくなる効果が期待できておすすめです。
手軽に蒸し野菜を作る方法は?
おすすめは、『フライパン』を使う方法。
もちろん蒸し器やせいろがあればより良いですが、フライパンでも十分に蒸し野菜を楽しめます。
作り方も、とっても簡単!
さっそく、チェックしてみましょう。
【材料】
お好みの野菜…適量
※蒸し野菜向きなのは
・かぶ
・もやし
・にんじん
・だいこん
・かぼちゃ
・じゃがいも
・さつまいも
・ブロッコリー…など
【作り方】
①野菜を食べやすい大きさに切る
※かぼちゃやれんこんなどの火が通りにくい野菜は、薄めに切ってください。
②フライパンの底に水を入れ(100ml程度を目安に、フライパンの底が水で隠れるくらい)、
その上に、キッチンペーパーを敷く。
※キッチンペーパーが蒸し器の代わり。具材がフライパンに直接あたり、焦げるのを防ぎます。
キャベツなどの葉物野菜や、もやしを敷いてもOK。具材の1つとして食べることもできるので、◎です。
③具材の野菜を、②の上に並べる。
④フタをして、中火で蒸す。
10~15分ほど火にかけ、さつまいもに竹串などを刺し、火が通っていたらできあがり!!
おすすめの食べ方は?
子どもの場合は、そのまま食べても十分。
完成した蒸し野菜を
・裏ごし
・ブレンダー
・細かく刻む…などし、
食べやすくして使ってください。
そのまま、手づかみ用として食べさせてもOK。
味付けが進んできたお子さんや大人が食べる場合は、
- 塩
- ポン酢
- マヨネーズ
- オリーブオイル
などをつけて食べてもOK!
または、簡単に作れるオリジナルのタレで、アレンジするのも◎。
今回はパパっと作れる、蒸し野菜にぴったりのソースを2種類ご紹介します。
子どもも食べやすい!みそヨーグルトだれ
カルシウムもとれる、おいしいタレです。
【材料】
・みそ…大さじ1
・しょうゆ…大さじ1/2
・ごま油…大さじ1/2
・ヨーグルト…大さじ1
【作り方】
①ボウルに材料を全て入れ、よく混ぜ合わせたらできあがり。
やっぱり人気!ごまマヨだれ
マヨネーズが入ったタレは、やはり人気!ゴマの風味も合わさって、野菜がどんどん進みます。
【材料】
・マヨネーズ…大さじ1
・すりごま…小さじ1
・牛乳…小さじ1/2
・しょうゆ…小さじ1
【作り方】
①ボウルに材料を全て入れ、よく混ぜ合わせたらできあがり。
※お子さんの成長に合わせ、濃い場合はお湯で伸ばすなどし薄めて使ってください。
まとめ
完成した蒸し野菜は、そのまま食卓に出してもOK!
盛り付けの手間がなく、食卓も華やかになるって嬉しいですよね。
もし余った場合は、冷凍できますし、細かく切って汁物や炒め物などに入れて消費することもできます。
食材が水分に浸るのが気になる場合は、フライパンなどに入れて使うタイプの蒸し器を使うのも手です👇
最近は、100円均一などでも手軽に買えます(100円商品でない場合もあります)。
作る頻度が多くなりそうなどの方は、よかったらチェックしてみてくださいね(^^♪