卵の進め方
卵の進め方は
いろいろな方法があるのですが、
今回は
一例をご紹介します💡
卵の進め方は
●お子さんのアレルギーリスク
●どのくらい慎重に進めたいか…など
によって
進め方や
進めるペースに
違いがでてきますので💡
絶対にこの方法じゃないとダメ!
というわけではありません。
一例として
参考にしていただけたらと思います👀
卵っていつから?
生後5~6ヵ月頃から
始めるのが目安👀
離乳食をスタートした後、
・つぶしがゆ
・野菜…等
に慣れてきたら
挑戦してみましょう💪
まずは、卵黄から
食物アレルギーの
原因になりやすいのは、
卵白のタンパク質🥚
ですので卵は、
卵黄からスタート!
(卵黄でアレルギー症状が出ない
というわけではないのですが)。
沸騰後20分以上加熱し、
芯まで熱を通した
固ゆで卵を作ります👩🍳
卵は
下の表のように
加熱時間が20分以上になると、
アレルゲン性を
かなり低下させることができます✨
ゆであがったら、
できるだけ早く
卵黄と卵白に分けてください
(やけどに気を付けて)
※そのままにしておくと、
卵白のアレルゲン物質が
卵黄にうつってしまいます💦
卵黄と卵白の境目にも、
アレルゲン物質が
混ざっている可能性があるので⚠️
なるべく
卵白に触れていない
卵黄の中心部分を、
耳かき1杯程度の
ごく少量から
食べさせてみます🥄
アレルギー反応が
出ないことを確認したら、
少しずつ
量を増やしていきます🎶
アレルギー反応の種類
アレルギー反応には、摂取後
- 30分~数時間で症状が出る「即時型」
- 24時間~48時間で突然症状が出る「遅延型」
があります。
卵は
アレルギー反応が出やすい食材。
より慎重に進めたい場合は
食べさせた後2~3日間
様子を見た方が安心です。
ただ、そうなると
なかなか他の食材を
試すことができなくなるので💦
・身近にアレルギーのある人がいない
・もう少しスピードを上げて試したい
場合は
・1日おき
・間隔を詰めて試す…等
して、調節するのもアリです💡
アレルギーに
十分配慮しながら
お子さんや
自分が進めやすいペースを
探してみてくださいね👀
量の増やし方例
耳かき1杯
▼
耳かき2杯
▼
耳かき3杯
▼
小さじ¼
▼
小さじ⅓
▼
小さじ½
▼
小さじ1
▼
小さじ2…
少しずつ量を増やしていき、
卵黄1個分を
食べられるようになる
のが目標です👀💗
卵黄は冷凍できるので❄️
ゆで卵を
何個かまとめて作っておき、
潰して冷凍しておくと便利です🙆♀️💕
卵黄1個を
食べられるようになったら、
次は卵白へ
卵黄1個を食べきれないときは?
卵黄1個が目標ですが、
量が多く食べきれない場合も
ありますよね。
実は
固ゆで卵黄を1個食べても
卵白1gに満たない量
なんです!
ですので
量的に卵黄が少ない場合は
卵白を微量から開始する方が
卵白の食べ始めが遅れ過ぎずに
卵アレルギーの予防に
有利になる可能性があります。
卵黄が
なかなか進まない場合は
卵白への移行を
検討してみるのも手です。
次は、卵白へ
卵白の進め方は、
次の2つの方法をご紹介します👁🗨
・より慎重に始めたい場合は①
・準備が時短になり
手軽に進められるのは②
です✏️
ちなみに私は①で始め、
5回目あたりから②にしました
固ゆで卵の卵白で進める
卵アレルギーを引き起こす原因物質は、
卵白に多く含まれています💡
高い加熱温度で
加熱時間が長くなると、
発症リスクが下がります。
少なくとも、
20分は加熱した
ゆで卵を準備します。
アレルギー反応がなければ、
・1日おき
・2~3日おき…等
様子を見ながら、
少しずつ増やしていきます💪
進め方の目安
耳かき1/2杯
▼
耳かき1杯
▼
小さじ1/4
▼
小さじ1/3
▼
小さじ1/2
▼
小さじ1
▼
小さじ2…
少しずつ量を増やしながら
試していくと良いです(^^♪
アレルギーリスクが高くなく
もう少しスピードを上げて試したい場合は
・1日おきなど、間隔を詰めて試す…等
するのもアリです
アレルギーリスクに配慮しながら
ペースを調節してみてください🔎👀
錦糸卵で進める
卵黄の錦糸卵で進める
卵黄1個を
食べられるようになったら
卵黄で作った錦糸卵で
進めていきます
生卵の状態で
卵黄と卵白に分け
(自然に、卵白が少し混ざります)、
フライパンで
両面にしっかり火を通しながら
薄焼き卵を作り、
錦糸卵にします。
卵白が少量混ざるので、
卵白のアレルギーチェックを
することができます
慎重に進める場合は
錦糸卵を
まず1本食べさせてみます
(残った分は冷凍可)。
2~3日ほど空け、
3~5本…と少しずつ量を増やしながら
試していきます。
卵黄1個で作った
錦糸卵を食べられるようになったら
全卵の錦糸卵へ
※ 身近にアレルギーの人がいない
皮膚疾患がない…など
アレルギーリスクが高くない場合は
この段階はとばして
全卵の錦糸卵👇
に進んでも大丈夫です💡
全卵の錦糸卵へ
全卵で、
両面を弱火でじっくり
薄焼き卵を焼いて、
錦糸卵を作ります。
まずは1本から。
2~3日ほど空けて2本
(全卵の場合は、
★①のときより慎重に進めていきます)、
2~3日ほど空けて3本…
と少量ずつ本数を増やしていきます。
錦糸卵で進める方法の良いところは
『冷凍できる』こと💡
ゆで卵もいいのですが、
毎回固ゆで卵を作るのって
大変ですよね。
固ゆで卵黄は冷凍できますが、
卵白は食感が変わってしまい
食べにくくなるので、
できませんし…
それを解決するのが
「錦糸卵」✨
・冷凍できる
・本数で量の調節ができる
ので、使いやすいです。
私も最初は
①で慎重に進めていたのですが、
「これ?終わる??」
となってしまって😅
毎回ゆで卵を作るのも大変なので、
冷凍できる
②の錦糸卵法に変えました。
それでも、
毎日食べさせるわけではなく
なかなか減らないので💦
全卵の⅓〜½くらいの量で作って、
冷凍するといいですよ〜🙆♀️
(残りの半量は、
大人用の汁物に入れたりして消費していました)
量は、
2歳頃までに全卵⅔
を食べられるようになるのが目安です。
お子さんのペースで大丈夫なので
お肌の調子や
お腹の具合を見ながら
進めてみてくださいね(^^♪